実戦を想定し業物として仕上げられた武士の愛用品


いつ何時、どんな犯罪に巻き込まれるかわかりません。そんなとき、頼りになるのは普段から持ち歩いても不審がられない携帯しやすい護身用具。この鉄扇の親骨は、鍛造鉄地を強い焼付けによって黒呂色に仕上げたかなりの強度をもった業物。中骨には良質な京都産の竹を使用、その上に厳選された9枚の和紙を貼り合わせた気品ある仕上がりでありながら、実戦を想定し軽く造られています。もしもの際に懐からサッと取りだし「バシッ」と一撃すれば相手は怯み、その間に逃げ切ることが可能でしょう。